1月13日、国民的な人気を誇るアイドルグループ、SMAPの一部のメンバーが所属するジャニーズ事務所を辞め、独立を検討していることが分かりました。ジャニーズ事務所は、日刊スポーツがこの日報じたSMAPメンバーの独立と解散についてコメントを発表した。
「たしかに、この件について協議、交渉がなされている事実は存しますが、そのような状況下であるため、詳細についてのお問い合わせにはお答えできません」と、報道内容を認めた。
SMAPは、ジャニーズ事務所から退社するチーフマネジャーの動きに合わせて、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人がジャニーズ事務所から独立することが決定的になっている。また、木村拓哉は事務所に残留する意思を固めている。
SMAPは91年にCDデビュー。バラエティー番組で幅広い人気を得て大ブレークすると、木村が「ロングバケーション」などのドラマ主演で不動の人気を獲得。中居がバラエティーやスポーツ番組の司会やキャスターとして才能を発揮するなど、メンバー個々の活躍もあって、スーパーグループに成長した。その人気ぶりは、たびたび社会現象としても取り上げられた。
グループとしては売り上げ250万枚の大ヒットを記録したシングル「世界に一つだけの花」をはじめ、「夜空ノムコウ」「らいおんハート」などヒット曲も多数ある。
メンバー5人が勢ぞろいする人気番組「SMAP×SMAP」をはじめ、各メンバーはテレビ各局で多くのレギュラー番組を抱えている。グループとして契約中のCMもあり、解散の時期は未定だが、各方面に激震が走ることは確実だ。ファンにとってもとんでもない事件だろう。